無収縮モルタルとは既設コンクリートと新設補強材とを接合する素材です。高強度で流動性がよいためコンクリートを流し込めない隙間などにも用いることができます。
施工する箇所を型枠で完全に囲い、注入口と両端上部に充填確認口を取り付けて圧送ポンプを使用して内部を完全に充填させることで隙間のない施工が可能です。
無収縮モルタルでは施工前にJ14ロート試験という流動性を確認する試験を行い流動時間が基準時間内であることを確認したのちに施工となります。またテストピースを採取し圧縮強度試験を行い、強度確認も行います。